SDGsへの取り組み
2015年に国連で採択された、持続可能な開発目標「SDGs(Sustainable Development Goals)」は、豊かで活力ある未来をつくるため17の目標・169のターゲットを定め、2030年までの達成を目指す世界規模の取り組みです。
当社は経営理念である「価値ある経営」のもと、食を通じて国際社会が追求する社会課題の解決に貢献するため、下記の取り組みを実施しています。
今後より一層、企業価値の向上と持続的な社会の実現を目指してまいります。
社会への取組み
教育支援活動
フードロス削減活動
ヘルスケア活動
社内教育制度・社内表彰制度
仕事と育児、介護との両立支援
省エネルギー活動
店舗近隣の環境保全
「3R」(リサイクル・リデュース・リユース)
環境への取組み
プラスチック製品の削減
水資源対策
森林保護
経済への取組み
働き方改革※エンゲージメント向上
DX活動(生産性向上取組み)
ダイバシティ―推進
コンプライアンスの遵守
教育支援活動
海外教育支援活動
20年以上前から地域や社会への貢献を継続。これまでも阪神・淡路大震災の復興支援や奨学基金などに利益の一部を寄付するなど、社会貢献に取り組んできました。近年では国内だけでなく、近隣国であるカンボジアに10校、ラオスに4校、そしてベトナムに5校、学校建設や教育支援などを実施。支援金額は毎年、税引き前の利益1%を予算とし、その年の予算にあった支援活動を行なっています。この活動には、店舗で働くアルバイトスタッフも参加し、言語や国境を越えた交流を深めています。これからも「地域支援」「社会貢献」の象徴的な活動として、学校支援を続けていきたいと考えています
食育活動
お客さまの豊かで健康的な食生活を実現するために、
「正しい食べ方」をお伝えしたい。その想いからワン・ダイニングでは、食育活動に積極的に取り組んでいます。
フードロス削減活動
食肉のリサイクル活動
店内で牛肉を加工する際に出る脂や筋など、お客様に提供できない箇所を飼料にやペットフードにリサイクルしています。現在では年間108トン、ダイリキでは年間58トンをリサイクルしており、今後もこの取り組みを推進してまいります。
食用廃油のリサイクル活動
店舗から廃棄される食用油を回収し、石鹸やペットフードなどにリサイクルする取り組みを実施しています。
食用油の廃棄量低減取組み
ワン・ダイニングでは、油の使用量の多い店舗へ、油の酸化を抑制する機械を導入することで廃棄量を平均40%以上削減しています。
ダイリキでは、油を濾過する機械を導入し油の廃棄を抑制しています。
発注システムによる食材仕入れ量の適正化
発注するときに、当日使用した食材の量を自動で算出するシステムを導入。適正量を発注することでロスを抑制しています
ヘルスケア活動
従業員への健康促進(健康セミナー、禁煙サポートの実施)
社内保健師による定期的な健康セミナーの開催。勤務内禁煙、敷地内禁煙による受動喫煙防止、禁煙デー導入、社内保健師による禁煙プログラムなどに取り組んでいます。
定期健康診断受診率100%
一般健診受診率100%となるよう取り組み、再検査・要治療者への受診勧奨により重症化予防に努めていまます。健診結果をもとに社内保健師による面談も実施しています。
産業医、保健師によるサポート体制
健康相談窓口を設置。産業医と社内保健師との連携を強化し、休職・復職者のサポート体制を整えるなど、従業員の健康保持増進に努めています。
まかない制度導入による健康的な食事を推進
日本人の野菜摂取量は、1 日 350g が目標と言われてますが、
近年の調査では、日本人の 1 日の平均野菜摂取量は男性 288.3g、女性 273.6g と、目標量を下回る結果となっています。ワン・ダイニングでは従業員の食事バランスを考え、まかない制度を導入しております。
社内教育制度・社内表彰制度
階層別研修の実施(新入社員~管理監督者)
階層別研修にて、それぞれの階層に必要なスキルや知識を認識してもらうことで、スキルや知識を身につけていただいてます。 また、研修で同じ階層の仲間と学ぶことで、仲間の経験や知識を共有することにも力をいれています。
アルバイト研修の開催
各店のアルバイトリーダーやトレーナーを対象に店舗の取組みについて発表や議論をかわしていただいています。アルバイトの方が他店のアルバイトの方との交流によって一体感を高めることで全社の取組みが強化されています。
Aircollegeによる育成動画の配信
従業員がログインすることができる専用のアプリで、いつでも接客やメニューの動画マニュアルで学ぶことができる。会社からのお知らせや、その他にも気に入った動画をお気に入りにしたり、クイズ形式で学習することもできるアルバイトのために配信しています
気づきメモ活動
アルバイトや学校の行き帰りの電車の中など、仕事中や日常生活で感じた「気づき」をメモにして、スタッフルームに掲示します。内容は、改善したほうが良いなと思ったことや、お客様からのお言葉、一緒に働く仲間への感謝など。毎日の小さな気づきを共有することで、徐々に自らの「気づき力」が磨かれ、自己成長とチームワークを養っています。現在では本社スタッフも気づきメモに取組みをはじめています。
リッツカールトンでの表彰制度
経営方針発表会にでは、各表彰項目で優秀な成績を収めた者・店舗を讃える表彰式をおこなっています
表彰者・店舗の点数結果内容や各々の取り組みムービー上映のほか、受賞スピーチでは受賞に至った経緯や現状課題など今後の意気込み、決意が発表されています
仕事と育児、介護との両立支援
働き方の多様化
労働時間の減少やワークスタイルの自由化に対応する、「働ける機会の増加」「自分のスキルを発揮したい」といったニーズに応える事を目指しています
省エネルギー活動
LED照明導入推進
環境保護(CO2削減)のため、2018年から1&Dグループでは店舗、本社屋にもLED照明の導入を進めています。 ワン・ダイニングの店舗では全店導入完了しています。 ※電力:白熱電球の約20%、蛍光灯の約30%、水銀灯の約25%。
店舗近隣の環境保全
焼肉業態への消臭、消煙装置導入
焼肉業態出店の際は、消臭消煙装置を設置しています。
この装置を設置する事により、油煙や臭いを大幅に低減する事で、近隣環境に配慮しています。
「3R」(リサイクル・リデュース・リユース)
食肉のリサイクル活動
店内で牛肉を加工する際に出る脂や筋など、お客様に提供できない箇所を飼料にやペットフードにリサイクルしています。ワン・ダイニングで年間108トン、ダイリキでは年間58トンをリサイクルしており、今後もこの取り組みを推進してまいります。
食用廃油のリサイクル活動
店舗から廃棄される食用油を回収し、石鹸やペットフードなどにリサイクルする取り組みを実施しています。
ユニフォームのリサイクル
老朽化したユニフォームは廃棄するのが一般的なのですが、私たちはすべてを一度糸に戻して、トートバックやペンケースへと縫い直すシステムを構築。出来上がったトートバックなどは、教育支援で建築された学校に通う子供たちへの寄付を計画しています。また、長期使用することが最大のECO活動であると考え、ユニフォームの耐久期間はメーカー側で2〜3年とされていますが、平均8年以上使用しています
焼網のリユース
焼肉店舗で使用している焼網は使い捨てが多く、埋め立て処理がされていましたが、私たちは協力会社と共同で洗えるステンレス網を開発。使用後は協力会社で綺麗に洗浄され、繰り返し店舗に納品されています。ステンレスでできた網は鉄に戻るので破損した際もリサイクルが可能となっています。
プラスチック製品の削減
バイオマスプラスチックへの切り替え
ワンカルビではストローの提供を原則中止し、ご要望のあるお客様のみ提供とし削減いたします。またダイリキにつきましてもレジ袋等をプラスチックからバイオマスに順次変更することでプラスチック削減に取り組んでおります
洗剤の包装を簡易包装に変更
今まで洗剤の包装にプラスチックを使用しておりましたが、簡易包装への切り替えでゴミの削減に取り組んでおります。 削減量は1350kgから72kg(95%)を目標としています。
エコトレーの切り替え
ダイリキではお客様にお渡しする商品トレーを株式会社エフピコのエコマーク認定商品エコトレー(リサイクルトレー)にすることでCO2削減に貢献しています。
水資源対策
全店で「無リン」洗剤を使用
水質汚染を防ぐため環境面を考慮して『無リンの洗剤』を使用。排水基準の厳しい滋賀県の基準をクリアしています。
店舗からでる排水をクリーンにして施設外へ排出
排水中の油脂を補集するための設備内にバイオ製剤を使用しております。 バイオの作用により、油脂乳化で排水をクリーンにし、合わせて悪臭軽減なども改善しています。
森林保護
店舗の紙製品をFSC認証へ切り替え※適切な森林管理を認証する国際的な制度
FSC認証を受けた製品を選ぶことで、適切な森林管理を行う林業者や地域を支援することになります。世界全体の森林保全へとつなげるため紙製品を認証品へ切り替える取組みをおこなっています。
ペーパーレス化の取組み
開発や地球温暖化が進んだことで、森林が急速に減少しているなか、ペーパーレス化によって紙の使用量が減れば、資源の消費を抑えることができます。ペーパーレス化はDXだけでなく、“環境保全”の面においても大きく貢献できるため店舗で実施しているアンケートや給与明細、雇用契約書等ペーパーレスを推進しています
竹箸の使用
グループの店舗で使用しているお箸は成長の早い竹を節まで使用した竹箸を導入しています。 竹は良く使用されているアスペン材より6倍以上成長が早いため森林保護に繋がっています。
働き方改革※エンゲージメント向上
従業員満足度調査の実施
従業員満足度調査とは「従業員が仕事内容、人間関係、職場環境などについてどの程度満足しているかを測る調査」のことです。調査を通じてエンゲージメントを高める取組みを推進しています
社内提案制度
改善提案を店舗から吸い上げる制度を導入しています。今後は多様な働き手の立場からオペレーションの改善や提案を続けることが大事と考えています。
社員の長時間労働を改善するための取組み
ワン・ダイニングでは店舗の仕込みやクロージング作業を実施するアルバイトの導入。ダイリキではタスクフォース制度を導入し社員の労働時間短縮に取り組んでいます。現在はシフトシステムも新たに導入しシフト作成時間の短縮を推進しています。
DX活動(生産性向上取組み)
予約管理システムの導入
予約管理システムを利用することでスタッフの負担軽減、コスト削減に努めています。 順番待ちを管理する端末には自動メ呼び出し機能も付いているため、サービスの運用や業務改善にも役立っています
配膳ロボの導入
配膳ロボの導入はスタッフの移動距離の半減、コストダウンだけを目的とするのではなく接客時間上昇によるホスピタリティーの向上など総合的なサービス力アップを目指しています
ダイバシティ―推進
外国人雇用の推進
当社では国籍を問わず外国人の雇用を推進しています。日本人と同じ待遇(昇給、賞与、福利厚生、社会保険)で活躍していただいてます。店長として活躍することを目標に仕事に励んでいます。
ユニファイド(障がい者)雇用の推進
ユニファイドスタッフ(障がい者)の長期雇用を目指し、積極的に登用をすすめており。健常者と一緒に店舗で働いてもらっています。※ワン・ダイニング43名、ダイリキ8名
シニア層の積極的な雇用推進
当社で働いていただいているシニア世代の方は、働く目的が明確で意欲があふれています。 仕事に対して真摯であり、長年の経験によって培われた知識や技術、人脈の価値は計り知れません。これらを継承することで、店舗や会社のさらなる成長が見込めると考えています。
店舗のバリアフリー化推進
出入口の段差を無くすことで、車椅子や高齢者、視覚障害のあるお客様が利用しやすいように設計をしております。段差がある店舗へは、できる限りスロープを設置し、出入口付近にはなるべく物を置かないように取り組んでいます。
コンプライアンスの遵守
ハラスメント研修の実施
全職層に対して、定期的にハラスメント研修を実施し理解を深めています
従業員の検便提出率100%
食中毒菌に感染しているのに症状が全くでない不顕性感染者を見つけるために調理に関わる従業員は毎月検査を実施。※ 健常保菌者が調理を行ったり食材に接触すると集団食中毒につながるリスクがあるため、検便検査によって「健康保菌者」を見つけ、食中毒の発生を防止します。