お客様におかれましては、平素、当社店舗をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。また、当社をご支援いただいておりますお取引先各社様には、厚く御礼申し上げます。
2019年12月に中国での発症が報告され、その後あっという間に世界的な感染につながったコロナも、昨年日本では2類から5類とされ、その対策は事業所や個人に委ねられるようになりました。その結果経済活動の大原則である「人流」が復活し、サービス業が回復傾向となりました。
ただし、世界に目を向ければ、22年2月24日のロシアによるウクライナ侵略は未だその出口は見えず、そして、更に中東ではハマスがイスラエルを急襲した23年10月以降イスラエルによるガザ地区の攻撃が続き、両地域ともに悲惨な状況が続いています。
その世界的な不幸に対して従来の国連を中心とした世界秩序は崩壊し、結果としてインフレ等の国際経済、そして、当社を取り巻く事業環境は厳しさを増すことになりました。
そうした中で、当社は経営方針を「未来への基盤づくり」とし、来る2025年の創業60周年のVisionである『未来から選ばれる企業へ』の実現に向けて、様々な施策に取り組んで参りました。
我々が意味する『未来』とは、「未来のお客様」「未来の仲間」そして「未来社会」であります。
「未来のお客様」においては、既存業態において様々なブラッシュアップを続け、ワン・ダイニング では新業態のModern Korean Dinining & Cafe業態「Kin no buta」のオープン、ダイリキではイトーヨーカ堂様と共同で新商品ミールキットの開発、また初のダイリキオンラインショップECをスタート致しました。
「未来の仲間」においては、「働き甲斐と働きやすさ」を同時実現し、多様な価値観にも適応出来る人事処遇制度への取り組みをスタートしました。
「未来社会」においては、世界的に今後事業活動において必須となるSDG’sの経営をシンカ推進していて、SDG’sアワードを申請いたしました。また、「健康経営」も4年連続で「健康経営優良法人」に認定され、今後ホワイト500認定も目指します。
こうした取り組みを今年更に推進をシンカさせ『未来から選ばれる企業』の実現を目指して参ります。
今後我々を取り巻く事業環境は全く予測出来ません、しかし、未来へ『繋』げていく事は可能です。
感謝~振り返った時に今までの繋がりに「ありがとう」と思える「過去」。
気づき~いつも通りの毎日でも巡り合いで今日があり、認めてあげたり、褒められたり、日常が素敵だと気づける「現在」。
繋がり~これからの未来で、ワクワクし嬉しく思える何かに出会える「未来」。
24年は「過去」「現在」そして「未来」へ『繋』げる架け橋となる重要な一年となります。
25年には、新たる挑戦となる「高級焼肉業態店舗の出店」「万博での出展」そして「ベトナムへの出店」等を目指しています。経験したことがない挑戦に、そして、日本から世界へ『繋』げるために、想いを高く、強く、そして長く抱き、行動していくことを目指して参ります。
今年も私たちは目標の実現に向け、邁進する所存でございます。今後とも、変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
2024年1月1日