株式会社ワン・ダイニングの歴史は1993年、食肉小売事業を展開するダイリキが外食産業に進出し、都市型焼肉レストラン1号店を出店したことから始まります。その後、2008年10月、小売り事業を分割して「ワン・ダイニング」に社名を変更、外食産業に特化にした企業になりました。焼肉の「ワンカルビ」「あぶりや」「焼肉タイム」、しゃぶしゃぶの「きんのぶた」の4つの食べ放題業態と、「ひとりカルビ1965」という焼肉の単品業態、「kin no buta」というModern korean dining & cafeを展開。現在、関西・関東・九州を中心に展開しており、アルバイトを含む10,000名以上が働いています。
ワン・ダイニングが目指すのは、テレビCMでおなじみのメッセージ、“2時間の幸せ”。おいしい料理と気持ちの良い接客、居心地の良い空間で、大切な人と絆を深める幸せな団らんの場をご提供しています。そのためにお客様がご家族やご友人とゆっくり過ごせる半個室テーブル席、肉の店内カットと店内調理、フルサービスの接客など、おもてなしにつながるひと手間を大切にしています。
また、従業員教育を重視しており、お肉のカット技術を向上させるための技術資格検定の実施や、アルバイトが日々の業務の中で気づいたことを「気づきメモ」に記し、全社で共有し意識を高める取り組みなどを行っています。「気づきメモ」には、個々の成長に結びつき、チーム力を向上させるという狙いがあります。このような活動が評価され、2013年度の日本経営品質賞を受賞しました。2016年4月からは、店舗数が拡大するなかで人財の採用育成にブレが生じないよう、アルバイトがアルバイトを指導する制度を導入するなど、全体でサービスのレベルアップに取り組んでいます。また、従業員がワン・ダイニングで働くことに誇りや、やりがいを感じられるよう、中期経営計画に沿って雇用形態を見直し、正社員の初任給とベースアップの改定を行いました。優秀な人財を確保するとともに、ワン・ダイニングで働くことへの喜び、やりがいをお客様満足の向上につなげていきます。
今後も、“いい店をつくり続ける”という信念のもと、お客さま、従業員、お取引様の幸せを追求した、店舗価値の向上を目指します。